こんにちは。
理系ミュージシャンのHAKUです。
リケジョに習って略してリケィストとでも言ってみようかな。
まぁ、ミュージシャンなのかどうかは以下のサブスクを聞いてみてご自身で判断してみて下さいな笑
さて本題ですが、タイトルにある通り甲種危険物取扱者の試験を受けてきました。
何故かというと、会社で必要になりそうだからです。
おぃ、ミュージシャンじゃないのかという声も聞こえてきそうですが、普通に働いておりますです。はい。
危険物取扱者って何?
とも聞こえてきそうですが、ガッツリ割愛すると火災の元になりやすい危険な薬品類を扱える資格とでも言えば良いでしょうか?
身近なところでは、ガソリンは危険物に該当するのでガソリンスタンドには必ず危険物の資格を持っている人がいるはずです。
通称乙4と呼ばれる資格ですね。
はい。
ちなみに、この乙4を持っているとガソリンスタンドでバイトをする時に優遇されるそうです。
聞いたところによるとガソリンスタンドは、他のバイトに比べて時給高めのところが多いとの事です。
なので、ミュージシャンの方は乙4にチャレンジしてみても良いかもしれませんね。
乙4に関しては、受験資格が必要ないので誰でも受ける事ができますので。
そして、リケィストHAKUが受けた甲種危険物取扱者ってのは、乙1類から乙6類まで分類される危険物の全てを扱う事ができる資格になります。
ちなみに乙4は名前の通り、乙4種に分類される危険物を扱える資格になります。
そして、乙種と甲種は無資格者の危険物の取り扱いの立ち合いをする事ができます。
そのため、ガソリンスタンドには乙4または甲種危険物取扱者が必ずいるはずです。
この二つの難易度はどうなのかというと、乙4種、甲種どちらも合格率で言えば30%〜40%程度で推移しているようです。
ただ、先にも言いましたが乙4は受験制限がありませんが甲種に関しては、化学に関する講義や実務経験が必要だったり、乙種を4種類以上取得している必要があったりと受験資格が必要となります。
そのため、化学に関する知識がある受験者が受けているにも関わらず合格率が同じ甲種の方が乙4に比べて難しい資格であると思ってもらって問題ないでしょう。
ちなみにリケィストHAKUは化学系の学校を卒業しているので受験資格を満たしておりますです。はい。
前置き随分長いですが、冒頭で書いた通り会社で必要になりそうという事で受けた訳です。
必要になってからで良いのでは?
とも思いますが、この甲種、受けるのが結構面倒だったからです。。。
乙種に関しては、電子申請が可能なためPCで簡単に申し込みができるのに、甲種は受験票を消防署に取りに行って、受験資格の証明書類とともに願書を郵送する必要があるのです。。。
ただ、一度郵送で申し込めば、落ちても次の受験では電子申請が可能となるため、申し込める時間のあるうちに、あらかじめ申し込んでおこうと思った次第です。はい。
そんな訳で、今回の受験はというと、電子申請をできるようにするためがメインで、後は、試験慣れと様子見、力試し程度に考えていた訳です。
受験料が6600円かかるんですけどね、、、
危険物取扱者の試験は神奈川県だと、だいたい年4回実施されてるようですけど、甲種は実施されてない日程もあるんですよね。
しかも願書受付期間が1週間と短いんです。。。
そういう訳で受けるのもちょっと大変だったりします。。。
ちなみに、受験しようと決めたのが9月の終わりで、願書受付期間が10月14〜21日、そして試験日は12月4日でした。
よって、勉強の猶予期間は約2ヶ月間となってしまいました。
もう一点注意点として願書受付期間は電子申請か郵送かで変わってきます。
この回のときの電子申請の受付期間は、10月11〜18日となっていました。
なので、試験日程と実施予定の試験種類、願書受付期間はしっかりと確認した方が良いかと。
まぁ、もしかしたら他の都道府県では違うかもしれませんし、今後変更があるかもしれないので一概には言えませんが。
取り敢えずリケィストHAKUが、結構無理矢理、甲種危険物取扱者の試験を受験したのは、こういった申し込みの面倒さがあったからです。
まぁ、でも結果聞きたいですよね。。。
受験結果はですね、、、
ババーン!
何と合格していました〜!
いや〜、今回の受験は参加目的だったんですけどね。
試験1週間前に心境に変化がありまして、「落ちるのやっぱ嫌だな。。。」と思い始めたんですね。
そこからは気持ちを切り替えて集中して勉強。
お陰様で合格という結果に繋がりました!
多分あの1週間がなければ、結構危うかったんじゃないかなと。。。
それまでは、結構のんびりペースで勉強していた事もあるので、合格するための勉強量としては不足していたかなと。。。
ただ、まぁ折角なのでリケィストHAKUが甲種危険物取扱者の試験で合格するために行った勉強法をご紹介しましょう!
ただ〜し!
実は、リケィストHAKUは今年3月末に乙4の試験に合格しています!
この時に甲種を受けようかと思ったのですが、乙4が今年中に必要だったため、確実に取りに行くために乙4をまず取りに行った訳です。
なので、ある程度の危険物に関する勉強はした経験がある感じです。
ただ、半年前の事だったのでほとんど忘れていましたけど、、、
取り敢えず、乙4の勉強法は「ミュージシャンが危険物の乙4を受けてみた結果。。。」でも書きたいと思いますので、そちらを見てもらえればと。
まぁ、甲種の受験資格を持っている人は、最初から甲種を受験しようとする人の方が大半でしょうけどね。
自分は、何気に乙4と甲種で2回?受験してみて分けるのも悪くないかな?とは思いました。
多くの人は試験日間際にならないと勉強に熱が入らないんじゃないかなと。
2回に分かれる事で、試験への追い込みが自動的に2回になる訳です笑
そして、半年ほど間は空きましたが、同じ事を2回繰り返して学習するので、より理解が深まりました。
さらに、甲種は試験範囲がかなり広いのですが、最初に乙4をしっかり勉強する事で甲種の勉強がかなり楽だったのではないかと思います。
実際、2ヶ月間のうち1週間前まではのんびりペースで勉強していたし、最後の1週間の追い込みも苦痛を感じる事なくスパートができた感じです。
デメリットを言うなら、参考書代、受験料、免状交付料、交通費が余計にかかる事。
あと、当然甲種取得までの期間に時間がかかってしまう事でしょうかね。
まぁ、でも甲種を1回落ちて2回目で取得するよりは気持ちよく取得出来るのではないかなと思います。
え〜、ちなみに甲種ですが一夜漬けで合格できる程試験範囲は狭くありません。。。
まぁ、相当読書慣れ?勉強慣れ?している人であれば試験範囲を読みきれるかもしれませんが、リケィストHAKUには1日でこの量を読みきる自信は皆無です。。。
実際、約14%の人が願書を出しているにも関わらず受験していないようです。。。
まぁ、体調が悪い人もいるでしょうが多くの人は挫折したのでしょうね、、、
だって範囲広いんですもの、、、
資格の参考書を手に取ってもらえば分かると思いますが、中高生で使う教科書の2冊分くらいはあるんじゃないでしょうかね?
学校であれば2年間をかけて学ぶ量が試験範囲になるんです。
化学の範囲は習っているではあろうけど、法令は学校で習う事はない。性質の範囲はある程度知っている事もあるだろうけど消火方法はほぼ知識のないところから始める必要があると思った方が良いです。
なので、最低でも学校で1年間かけて学ぶ範囲を独学で勉強する必要があると覚悟するぐらいの方が良いかもしれません。
週1で毎月1時間授業があるとして、単純に約50時間は欲しいところでしょうか。
ほぼ丸2.5日勉強すれば受かるかもしれないと言った感じですね。
普通の人は丸2.5日ぶっ通しで勉強できないと思いますが、、、
1週間に換算しても、1日7時間、前日20時間やるとしても6日で5時間程度は必要になってきます。
まぁ、1週間あれば受かる人も出てくるでしょうけど、合格はかなり試験問題に左右されるでしょうね。
確実に合格に繋げるには、厳しい勉強期間です。
そして、大半の人は1週間で甲種の勉強範囲を学習するのは挫折してしまうと思います。
なので、勉強時間を少なくとも2ヶ月は見積もっていた方が良いかなと。
よって、リケィストHAKUのオススメ最短ペースとしては最初の1ヶ月で、参考書やYouTubeで試験範囲を網羅して、試験1週間前までは、問題サイトやアプリで問題を解きながら、間違ってる部分を参考書やYouTubeで確認しながら知識を定着していき、最後の1週間前から仕上げとして予想問題集をやりまくるといった感じが良いのではないかと思います。
まぁ、勉強時間とは参考書で試験範囲とかみて自分でペース配分を考えてもらえたら良いかなとは思いますが、イメージとしてはこんな感じかと。
実際、リケィストHAKUは10月の最初は、乙4を除いた甲種の範囲を網羅する事から初めました。
そして、リケィストHAKUが使用した参考書はこちら
ちなみに、甲種危険物の試験は「危険物に関する法令」15問、「物理及び化学」10問、「危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法」20問となっており、それぞれの科目で60%以上の正答率が合格には求められます。
そして、乙種の資格を持っていたとしても科目免除は一切ありません。
ちょっと話がそれましたが、まずは乙4以外の「危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法」に関して、Youtubeチャンネルでざっと講義を聞いたあと、参考書に付属の要点まとめ表を眺めながら、どの類にどんな化合物があってどんな性質かをざっくりと暗記していきました。
その後、無料アプリや問題サイトで問題を解きながら、間違ったところを参考書で確認しながら暗記を確実にしたり、暗記項目を増やしていきました。
そして、リケィストHAKUがよく視聴さしていたYoutubeはこちら、
また、問題サイトはこちらで、
アプリはこれらになります。
なので、参考書は買いましたが、本文をじっくり読む事はあまりなく、つまみ食いする感じでした。。。
ただ、Youtubeサイトや問題サイトだけでは全体を網羅する事は難しいので、やはり参考書は何かしらあった方が良いかと。
何だかサイトによって答えが違う場合もあったりするので、、、
ちなみに、「危険物に関する法令」、「物理及び化学」に関しては、復習のためもう一度Youtubeチャンネルや参考書を読み返そうかと思いましたが、参加気分だったのでそういう気分にはなれず、アプリや問題サイトで問題を解いて、間違ったところを確認する事から始めました。
「物理及び化学」に関しては、乙種試験より難しいようですが、化学系の講義を理解していればそれなりに解けるかと思います。
自分の場合は、初見で解ける問題は3〜6割くらいでしょうかね?
それほど複雑な問題ではないので一度解き方を理解すれば、対応できるんじゃないかな?
という印象でした。
まぁ、人それぞれ得意不得意があるので、そこは参考書等を一度ざっと目を通して判断してもらった方が良いかな?と思いますが、、、
なので、最初の2週間くらいは乙4以外の性質や消化法を網羅する事に費やし、次の2週間で、問題サイトやアプリで完成度を高めていきました。
その後の3週間で、法令も含めて問題サイトとアプリで対策をしました。
物理及び化学もたまにはやりましたが、何せ学習場所は通勤電車の中です。
ちょっと計算問題を解くのは面倒だったのでね。。。
まぁ、必然的に学習時間は少なくなってしまいました。。。
こんな感じで通勤の20分程を使い、1ヶ月ちょいの間は、週3〜週5程度で学習を繰り返していた訳です。
そして、試験1週間前になり「今の状態だと合格は五分五分かなぁ。。。」と言った印象でした。
まぁ、問題に恵まれれば合格になる可能性はあるけど、苦手なところが出ると落ちるだろうなぁという印象です。
全体を通して6割以上取る自信はそれなりにありましたが、3科目のうちどれか一つでも6割を切ったら落ちるという試験なので苦手をカバーしにくかったりします。。。
これまで参加目的という事もあり、それ程勉強に身が入っていませんでしたが、落ちて凹んでいる自分を想像すると、「やっぱり落ちたくないや。。。」
と思い直し、しっかり合格に向けて勉強する事にしました。
そんな訳で、仕上げに向けて新たにテスト6回分のこちらの予想問題集を購入。
これを前の週の土日で3回分ずつ実施。
間違えたところをマークして、重点的に復習。
次の月曜日から土曜日で、1日1回分ずつ再テストを実施しながら間違えたところを重点的に復習。
土曜日はさらに参考書についていた2回分の模試の実施と間違ったポイントの復習。
ついでに最終確認として、過去問が掲載されているためそれを実施。
ここでハプニング、、、
何と最終確認で1科目50%の正答率で、まさかの不合格となる成績を出してしまいました。。。
いや〜、改めて試験の難しさを感じてしまいましたね。苦汗
2回目を実施すると流石に9割を超える正答率になるのですが、それでも問題の引きが悪いとこういう事もあるんです。。。
まぁ、乙4の時も法令で参考書には載っていない問題が出題されていたのでね。
100%合格出来るように準備するのは結構大変な勉強量になるかと。
ちなみに最後の追い込みで実施した模試の1回目も不合格を叩き出してしまいました。。。
確か物理及び化学が5割だったかと、、、
あまり対策をしていないとはいえ、物理及び化学で落とすとは思っていなかったので自分的にもショックでしたね。。。
いや〜、一発勝負ってのはやはり難しいものです。。。
これが本番だったらガックリきてただろうなと。
その他の模試は、初見で合格点ではあったのですが、最初の方は60点も散見されていました。
後半に入ってくると安定してきて初見でも3科目とも8割を超えてくるようになってきました。
まぁね、それでも最後の仕上げで落とすという、恐ろしさを味わいましたけどね汗
リケィストHAKUは、昔から試験が苦手で引きも悪いんでね。。。
という訳で、模試10回中8回(間で一回ネットで模試を行いました)の合格率80%と最後まで気を抜けない感じでしたが、本番ではそこそこの点数で合格できました。
欲を言えば3科目とも8割を超えたかったんですけどね。
まぁ、でも勉強過程を考えるとこんなところかな?と言った印象です。
ちなみに、本番の試験では見直しも含めて、大体1時間程度で退席しました。
模試の時も1回分のテストは45分程度で終わっていたので、ペーストしては同じくらいですね。
45問あるので、大体1問1分ペースです。
甲種の試験は2時間30分試験時間があるので、普通に対策をしている人であれば時間が足らなくなると言う事はないのかなと。
リケィストHAKUの退席時刻は、他の人より早い方ではありましたが、試験時間に関してはゆとりがある試験の部類だと思います。
という訳で、個人的には甲種危険物取扱者の試験は難しいというより、範囲が広いので勉強するのが大変な資格試験だなと思いました。
なので、皆さんも危険物甲種を受験する際は余裕を持って勉強に取り組んだ方が無難かと思いますよ。
資格試験の1週間前から勉強を開始したら、結構な地獄を見る事になるかと。
あぁ、そうそう。
もう一点面倒に感じる事があるのを伝え忘れていました。
合格したら直ぐに資格がもらえるかと言えばそうではありません。。。
免状の交付申請をしなければならないのです。
しかも手数料は、「収入証紙」です。。。
運転免許の更新に使うやつです。
なので、大抵は交通安全協会に行って購入しなければなりません。。。
そして、指定の期間内(今回だと1月10日まで)に申請しないと免状の交付が遅れるようです。。
そして合格発表から1ヶ月後くらいになって免状が手に入るという感じです。
なので、資格が必要な方は、色々余裕を持って取得の準備をされた方が良いかと思います。
ちなみに、番外編にはなりますが、こちらの参考書も購入してみたところ、自分は挫折してしまいました汗
内容量が多いのと自分の想像していたものとちょっと違っていたというのが原因でしょうかね。。。
問題を解きながら内容を把握していきたい人には向いているかもしれませんね。
ただ、リケィストHAKUは実際のテスト形式の問題集が欲しかったので、、、
まぁ、こう言った失敗もありますが何とか合格する事ができてほっと一安心です。
という訳で、「ミュージシャンが甲種危険物取扱者を受けてみた結果。。。」でした。
それでは皆さん、良い勉強ライフを!